子うさぎのお世話




「…あっ、あの…」



「…うん?なぁに、うさぎちゃん!」



人見知りな雪兎が珍しく勇気を振り絞った。



「…あなたの…っ、おなまえは…?」



白い頬を真っ赤にして、一生懸命に言った。



「…!可愛い…、可愛すぎだわ…!」



何なのこの生き物…と、グラマー美女はまたしても身悶えしそうな興奮状態だ。



雪兎は今だ頬を上気させたまま、彼女の返事をドキドキしながら待っている。






< 40 / 197 >

この作品をシェア

pagetop