子うさぎのお世話
子うさぎの悩み
ある日の放課後。
せっかく素敵な女友達が出来たので
本格的な夏を前にして、雪兎は棗に目下の悩み事を相談してみた。
「んもぅっ!うさってばマジ可愛んだから!」
棗は雪兎の頭をぐりぐり撫でながら、その悩みににっこり笑って答えてくれた。
「そんなのあのイケメン幼なじみにお願いすればいいのよ~!」
「…ハルに?」
まさか自分の悩みに、時春が関わるとは思っていなかった雪兎はびっくりだ。
「そっ♪…だからねー…!……」
棗が笑顔で詳しく説明してくれた。
その結果雪兎は…
「………!!?」
――――衝撃を受けた。
「ほっ、ほんとに!?」
「もちろんよ~♪一番手っ取り早い方法だってばっ。…それにハルのは効きそうだしさぁ…」
うまそうじゃない?と、棗に言われ…
「………!!!」
――――更に衝撃……っ!!
雪兎は棗の《とある部分》を見つめながら
棗の実戦と経験に基づいているなら間違いなさそうだ…と、ごくりと唾を飲み込んだ。