君に笑顔を ~地味子に恋したイケメンのお話~
「よし、じゃあさっそく予約を入れよう…」
そう言って達也が立ち上がり、部屋に行くのを瑞希もその後を着いて行った。
部屋に戻った達也は、ライティングデスクに乗っているノートパソコンの蓋を開け、スイッチを入れて椅子に腰掛けた。
「パソコンで何するの?」
「映画館の予約をしようと思ってさ」
「へえー、パソコンで出来るんだ…」
不思議そうにする瑞希だが、振り向いた達也はもっと不思議そうな顔をした。
「知らなかったのか?」
「うん…」
「家にパソコンないのか?」
「一応はあるけど、滅多に触らないから…」
「ふーん、珍しいなあ」
パソコンにあまり触らない若者がいるなんて珍しい、という意味で達也はそう言った。
瑞希のホームにもパソコンは2台ほどあり、人が操作するのを後ろから見る事はあるが、自分で操作した事は一度もなかった。
そう言って達也が立ち上がり、部屋に行くのを瑞希もその後を着いて行った。
部屋に戻った達也は、ライティングデスクに乗っているノートパソコンの蓋を開け、スイッチを入れて椅子に腰掛けた。
「パソコンで何するの?」
「映画館の予約をしようと思ってさ」
「へえー、パソコンで出来るんだ…」
不思議そうにする瑞希だが、振り向いた達也はもっと不思議そうな顔をした。
「知らなかったのか?」
「うん…」
「家にパソコンないのか?」
「一応はあるけど、滅多に触らないから…」
「ふーん、珍しいなあ」
パソコンにあまり触らない若者がいるなんて珍しい、という意味で達也はそう言った。
瑞希のホームにもパソコンは2台ほどあり、人が操作するのを後ろから見る事はあるが、自分で操作した事は一度もなかった。