FLOWER PRINCESS
第3章~新しい生活で~
ミラは城の馬車を借りて自分の家へと戻った。
「ただいま戻りました…。」
「ミラ、お帰りなさい!ディナと私はもうお昼食べちゃったわよ?」
「うん。ごめんなさい。」
精一杯の笑顔を見せるミラ。
リサはミラが無理しているのに気づいていないはずがなかった。
「いいのよ。昼食は部屋にルナが持っていっているはずよ?」