流れ星★ミ
307号室
「とりあえず座って」
私…幽霊なのに。
普通にしゃべってくれる。
それがスゴく嬉しかった
「あの、なんで…その…」
「俺、心臓弱いんだ。ちっさい頃から。だからずーっと入院してて、今度でっけぇ手術するんだ。失敗したら死ぬ」
そっか…
ちぃさい頃から…
辛いょね…
「それで、死のうとしたの?」
コクリ。
拓人くんは頷いて、こぉいった
「なんでお前、俺を助けた?なんで死なせてくれなかった?」