闇に愛された姫

プリンセス



・・・・・―――美しいプリンセス―――・・・・・



『プリンセスって一人じゃないの...?』

大きい瞳に、白い肌、色素の薄い茶髪の巻き髪。
すべてのパーツが愛らしい、天使のようだと称される


通称 “白姫”



『...はあ、面倒ね』

薄い唇に、漆黒の瞳、漆黒のストレート髪。
クールながらも美しい、その存在感は絶大


通称 “黒姫”



姫が二人
歴史を覆す、大事件だった―――・・・・・



『これは決定事項だ』

そう言った、君の瞳は真っ直ぐだった。

< 3 / 4 >

この作品をシェア

pagetop