キスしかいらない
side天久
木町家を訪れるのは、3ヶ月ぶりくらいだ。
「お久しぶりです。これおみやげ」
出迎えてくれた、陽介とハナちゃんのお母さんには
ケーキと花束を渡す。
「天久くんたら~・・・気を遣ってもらって悪いわ~」
勝手知ったる家だ。
遠慮なく上がらせてもらう。
「よう、来たな」
リビングに入ると、陽介がもう缶ビールをグラスに移していた。
「久しぶり」
「お前、車は?」
「あぁ・・・学園において来たよ。タクシーで来た」
「おーし。じゃ、飲もうぜ!!」
嬉々としてグラスを寄こす陽介。
「ハナちゃんは?」
「さっきまで俺の肩たたきしてたけど」
「・・・肩たたき?」
「お兄ちゃん、よけいなこと言わないでよ!!」
ハナちゃんが廊下からばたばた走ってきた。
「あぁ、ハナちゃん。お招きありがと」
「・・・いらっしゃい」
あれ?なんか機嫌が悪いような・・・。
陽介に視線を移すと、ビールをぐびぐび飲みながら笑っている。
「お久しぶりです。これおみやげ」
出迎えてくれた、陽介とハナちゃんのお母さんには
ケーキと花束を渡す。
「天久くんたら~・・・気を遣ってもらって悪いわ~」
勝手知ったる家だ。
遠慮なく上がらせてもらう。
「よう、来たな」
リビングに入ると、陽介がもう缶ビールをグラスに移していた。
「久しぶり」
「お前、車は?」
「あぁ・・・学園において来たよ。タクシーで来た」
「おーし。じゃ、飲もうぜ!!」
嬉々としてグラスを寄こす陽介。
「ハナちゃんは?」
「さっきまで俺の肩たたきしてたけど」
「・・・肩たたき?」
「お兄ちゃん、よけいなこと言わないでよ!!」
ハナちゃんが廊下からばたばた走ってきた。
「あぁ、ハナちゃん。お招きありがと」
「・・・いらっしゃい」
あれ?なんか機嫌が悪いような・・・。
陽介に視線を移すと、ビールをぐびぐび飲みながら笑っている。