寵愛姫 1
開いた口が塞がらない
…とはこうゆうこと。
「はるちゃんはやくぅ~」
龍の言葉で
我に戻る。
やばい…
自分の世界に
完璧に入ってたよッ!!
中に入ったら
さらにビックリ。
バイクが数百台あって
みんな好き好きに
遊んでいる。
それでも龍たちに
気付くと道を開け
みんな頭を下げて
口々にごあいさつ。
さ…さすが…
ブラック…
龍たち何者ッ!?
暴走族の中でも
エライ人たちなのッ!?
そんな人たちに
拉致られたのッッ
ん…??