寵愛姫 1


「蓮司~見て見て~
この子だよ~」


入ってきてビックリ。



そこにいたのは
昨日逢った
哀しい瞳の持ち主。


蓮司っていうんだぁ。


……??


もしかして…
連れてこられた理由って…アレ・・・??


アレのことですか…??


昨日、連司って言う人に
喧嘩っぽいこと売ったから??
だから連れてこられたの…??


ってことは…
つまりうち、殺されちゃう??


「殺さねぇよ…」


「へ…??」


突然言われたもんで
変な声を出してしまった。


< 33 / 40 >

この作品をシェア

pagetop