あなたのベッド【完結】
映画を見て

ショッピングして

穏やかな日曜日だった。




「時間大丈夫?」
午後8時をまわり咲人くんが言った



「そうだね。
明日仕事だからそろそろ・・・」

土曜日だったらよかったんだけどな




「だよね。
今度、もっとゆっくりデートしようよ。」



「うん」
あたしはにっこり笑顔を返した


方向が別々だったから

駅でバイバイをする






その間際





「寧々ちゃん」



「ん?」


駅で向かい合うあたしと咲人くん。





「あのさ・・・

俺、はじめて会ったときから

寧々ちゃんのこと気になってて・・・」





え?




まさか・・・?



「もし彼氏いないんだったら

俺と付き合ってみない?」



もぉ???


早くない???



いきなりの告白

言葉に詰まってしまった
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