あなたのベッド【完結】
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空の事をうそつきなんて
思っていない



だけど

信じたかった



咲人のこと
少しずつ好きになりはじめてる自分がいたから




だから


空の言葉を聴いても


別れなかった。





数日後のある日

咲人とのいつものデート



「寧々。
今日うちこない?」



あたりもまっくらになり始めたころ
咲人が言った。





ドキン


少しだけ早まる鼓動と
なぜだか小さな痛みが走った


それでもその痛みに気づくことは出来なくて・・・




「うん。いいよ。」


あたしは咲人と手を繋いで
咲人のマンションに向かった
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