あなたのベッド【完結】
page5 Lie
翌日会社でリカに会った
「寧々おはよ。
空くんかっこよかったよー。
今度デートしてくれるかなぁ。」
あはは・・・
「してくれるんじゃない?」
空って
かっこいいんだ・・・
「そうだ!昨日咲人くん見かけたよ?」
え?
「どこで?」
「昼すぎくらいかな。
映画館の前で。
誰か待ってるみたいだったから
てっきり寧々と待ち合わせかと思ったんだけど・・・」
へぇ〜。
やっぱり
仕事って
嘘だったんだ。
仕事を終え家に帰り
咲人に電話をした
何度もためらう指先…
この恋が終わる準備を
密かにしていたのかもしれない
やっと鳴り出したコール音に
あたしの心臓がバクバクと反応する
「はい。」
「咲人?あたし、寧々…」
「うん。仕事終わったの?」
「今家に帰ったとこだょ。
咲人に聞きたいことがあって…」
「うん?なに?」
いつもとかわらない咲人の声
少し鈍った決心を
奮い立たせる
「寧々おはよ。
空くんかっこよかったよー。
今度デートしてくれるかなぁ。」
あはは・・・
「してくれるんじゃない?」
空って
かっこいいんだ・・・
「そうだ!昨日咲人くん見かけたよ?」
え?
「どこで?」
「昼すぎくらいかな。
映画館の前で。
誰か待ってるみたいだったから
てっきり寧々と待ち合わせかと思ったんだけど・・・」
へぇ〜。
やっぱり
仕事って
嘘だったんだ。
仕事を終え家に帰り
咲人に電話をした
何度もためらう指先…
この恋が終わる準備を
密かにしていたのかもしれない
やっと鳴り出したコール音に
あたしの心臓がバクバクと反応する
「はい。」
「咲人?あたし、寧々…」
「うん。仕事終わったの?」
「今家に帰ったとこだょ。
咲人に聞きたいことがあって…」
「うん?なに?」
いつもとかわらない咲人の声
少し鈍った決心を
奮い立たせる