あなたのベッド【完結】
*空 side*

パタパタと寧々が帰っていった。



はぁ・・・


俺何やってんだろ



一緒に寝るとか
いつぶりだろうな。



って・・・
そんなことより




なにもしなくて本当によかった


酒飲んでたからけっこう
ヤバかったな・・・


転がったビールの缶を見ながら思う




マジで

自分を褒めてやりたいよ。





そんなことを考えながら
さっきまで寧々がいたベッドを見つめる




寧々がいると
なんだか心地いい。



あったかくて
柔らかい。






あぁ。

俺昨日から変だ。



幼なじみじゃないのか?


兄貴の言葉を思い出す





俺は・・・


この気持ちは?



***
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