あなたのベッド【完結】
「そろそろ送るよ。」


時計を見ると
0時になろうとしている


「電車!」



「そろそろ行かないとね」


席をたつシンジくん




「いくら?」

お店を出る前に彼に声をかける


「ここはいいよ。
俺が誘ったし。」


「え、いいよ。
あたしも楽しかったから」


「いや、払わせて。」


そこまで言ってくれるなら・・・



「ありがと。
ごちそうさまでした。」



あたしは笑顔でお礼を言った



「かわりにさ・・・

今度デートしてくれる?」



シンジくんの言葉には
度々びっくりさせられる


言わなそうな人の方が
いざってゆう時
積極的だったりする・・・?



「うん。」



あたしは再び彼に笑顔を向けた。
< 58 / 90 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop