あなたのベッド【完結】
*空 side*


「なんでって・・・」

首をかしげて俺をみる寧々




それはどういう意味?

リカちゃんと過ごしなってことなのか?




俺は・・・




寧々と居たいんだ。



シンジと消えていく寧々をみていて
正直面白くなかった


シンジのことを褒めちぎる寧々の言葉に
無性にイライラした




幼なじみだと信じて疑わなかったけど

兄貴の言う通り

俺はずっと寧々が好きだったのかもしれない。



いつでもそばにいてやりたかった

なんでも一番に話して欲しかった




当たり前だったことが

だんだん消えていきそうで

身体のどこかが苦しかった




寧々にそばにいてほしい。


離れていかないでほしい。




だからクリスマス

寧々の予定を聞こうと思ってた




それなのに


こんなことおまえから聞いてくるのは


反則だろ?!

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