SWEETガール★
―――・・・
「お待たせ致しました。」
ゆっくりと頭を下げる。
「いや、いいよ。勝手に来た俺が悪い。」
なんだ。
自分が悪いことわかってるじゃん。
「ところで今日は?」
「プロポーズしにきたよ。」
はぁ...
またか......
「莉緒さん、私は誰の物にもなりたくありません。ですから...もう私の前に現われないでください。はっきり言って、目障りなんです。」
これだけ言えば当分来ない。
「...そうか。沙蘭の気が変わるまで待つよ。...今日は失礼する。」
ほら。
当分は来ない。