キミが居なくても…~今を生きる~
その日の夜、タカシが帰宅してからの事…
「今日な、おじしゃんがケーキ持って来てくれたぁ♪」
「よかったな…」
レイラの発言に、あたしは驚かされ 2人の遣り取りを 遠目から伺ってた。
「…ケーキ食べる!?」
タカシに、聞いてみた。
「お前らだけで、食べればいいだろ!」
「レイラ、明日のおやつに食べようねぇ♪」
レイラは、嬉しそうに頷いている。
タカシのことは、完全に無視していた。