キミが居なくても…~今を生きる~

学校に戻ったあたしとシンジは、暫く無言のまま ベンチに座ってた。



痺れを切らして、口を開いたのは あたしだった。

「話し無いなら、帰るけど…」

何故か、2人で要るのが気まずかった。

先輩の家を出る時、がっちゃんに気付かれていたから…


「お前さぁ、1年以上笑ってないんじゃね?」

「……」


シンジは、キミが居なくなった事なんて知らない。



< 5 / 192 >

この作品をシェア

pagetop