キミが居なくても…~今を生きる~
ある日、シンジに相談を持ち掛けた。
「あたし、仕事しても良いかなぁ?」
「なんで!?」
「このまま、社会に出ないで 世間知らずの人間には成りたくない。」
「俺の稼ぎで、十分やっていけてると思うけど!」
「此処に、1人で夜居るの暇やし 昼間だって シンジほとんど寝てるじゃん…」
「…解った。考えとく。」
この時、シンジはあたしの話しを 解ってくれているもんだと思っていた。