キミが居なくても…~今を生きる~

「科は違うけどさぁ、お前と同じとこ行くわけだし 隣に居ちゃ駄目か?」

「……」



キミの事、忘れるなんて あたしには出来ない。
出来るはずがない。


それなのに、シンジは続けた。

「春休みの間に、考えておいて! 話は、それだけだから じゃあ~」

シンジは、そう言い残し 去って行った。



< 7 / 192 >

この作品をシェア

pagetop