【短編】秘密な愛詩

秘密。

「どうしたの?文音って城内と仲良かったっけ?」

後ろには、いつの間にか真梨子が立っていた。

「…どうもしないよ。仲良くないし。」

ドキンッ

胸が痛い。
彼女なのに、龍紀と仲良くないって言った自分。

罪悪感もある。

でも本当に罪悪感を感じなきゃいけないのは、龍紀だよ。

明らかに暗い自分の声。
それに、気づいたらしく、


真梨子は、気を使い話しを変えた。

そしていつも通り、真梨子のクラスでお弁当を食べる事に。
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