【短編】秘密な愛詩
「…え、大丈夫?」


心配して、私の顔を覗き込む龍紀。

見間違いかな。少し悪戯ぽい笑顔を浮かべてる気がする。


その相手城内龍紀は、生徒会の重役を務め、部活では部長を務めてる…。

いわゆる、仕切り屋な性格。


でもそんな彼が私に見せてくれた、弱い一面。



私じゃなきゃ、駄目?


とっても嬉しい。


もう本当に告白された瞬間、意識なくなるかと思ったよ。


そう。
とっても嬉しくて、涙が出たの。
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