君の手。僕の手。
「いいじゃん!外だと少し話しずらくね?」
「いや…いいよ。外がいい」
「いいから乗れよ!!」
リュウジは急に腕を強く引っ張り車に押し込んだ。
たばこの煙が充満した車の中はリュウジの他に運転している人含め5人が…
「これがリュウジの元カノーっ?!」
「かわいいじゃん!」
車は動きだし後部座席は座席を倒されたままの状態だった。
「帰らせて」
「あぁ?」
「帰らせろって言ってんの。日本語、わかる?」
「ちったぁ黙れよ。」
ドスッ…
鈍い音と共にお腹に激痛が走った…
「押さえろ!」
リュウジの声と共に両足両腕を押さえつけられて…上にはリュウジが乗っていた。
「ナニスル?」
「クチニイレチャウ?」
男達の会話のする中私は意識がもうろうとしていた…
力もはいらず目もうつろなまま…
無理矢理口を開けられ口の中に何かが入った…
「イイッ!」
リュウジが上にまたがり言っていた…
抵抗も出来ずただこいつらの思うままにされるだけだった…
「ユビイレル?」
「ヌレネェ…」
「ツバツケル?」
下半身に激痛が走り声も出ずリュウジ達の会話だけが聞こえた…