君の手。僕の手。
それからずっと龍也は一緒に外にいてくれた…
龍也は携帯を出し時間を見た。
「そろそろ戻ろっか。」
「ぅん…」
本当は龍也と二人でいたかった…
でも今日でみんなとこの場所でこんなに集まって飲み会出来るのも最後だったから素直に一緒に店に戻った…
店のドアを開くと聡君が言った…
「龍也ぁーっ!」
そしてみんなは一斉に立ち上がって一礼をした。
静まり返ったこの場所にすすり泣く声が聞こえた。
「龍也先輩!後輩として俺から挨拶がある!」
そう言って立ち上がったのは昂ちゃんだった。
「お前ら俺就職するとかじゃないばい?」
龍也は笑っていた。
「龍也先輩は…」
から始まった昂ちゃんの長い長い手紙。
ただ引っ越すだけなのにみんなは本当に寂しそうだった。
昂ちゃんの手紙の最後になると昂ちゃんはこう言った…
「璃香は寂しがりです。そして龍也先輩が大好きです。龍也先輩がいないとだめになります。だから龍也先輩がいない間俺らで守ります!以上!龍也先輩の一生の弟昂太!」
その言葉は笑いもあった…
でもあたしはすごく感動していた。
龍也…龍也は本当にいい友達持ってるね。
さっきまで笑っていた龍也も嬉しそうに昂太を抱き締めていた…
龍也は携帯を出し時間を見た。
「そろそろ戻ろっか。」
「ぅん…」
本当は龍也と二人でいたかった…
でも今日でみんなとこの場所でこんなに集まって飲み会出来るのも最後だったから素直に一緒に店に戻った…
店のドアを開くと聡君が言った…
「龍也ぁーっ!」
そしてみんなは一斉に立ち上がって一礼をした。
静まり返ったこの場所にすすり泣く声が聞こえた。
「龍也先輩!後輩として俺から挨拶がある!」
そう言って立ち上がったのは昂ちゃんだった。
「お前ら俺就職するとかじゃないばい?」
龍也は笑っていた。
「龍也先輩は…」
から始まった昂ちゃんの長い長い手紙。
ただ引っ越すだけなのにみんなは本当に寂しそうだった。
昂ちゃんの手紙の最後になると昂ちゃんはこう言った…
「璃香は寂しがりです。そして龍也先輩が大好きです。龍也先輩がいないとだめになります。だから龍也先輩がいない間俺らで守ります!以上!龍也先輩の一生の弟昂太!」
その言葉は笑いもあった…
でもあたしはすごく感動していた。
龍也…龍也は本当にいい友達持ってるね。
さっきまで笑っていた龍也も嬉しそうに昂太を抱き締めていた…