あなたの傍で…
I love you
ピッピピピッピピ


目覚まし時計がいつものように部屋に鳴り響いた。


「んぁ。もう朝だー。」


私は相田桃。高校1年生。朝が弱い女の子です。


―ガチャッ。


急に私の部屋のドアが開いた。


「んー。誰?おかーさん?」


「イテッ」


私の顔にクッションが投げつけられた。


「おいっ。いつまで寝てんだよ。遅刻するぞー。」


(なんだ麗央かー)


「スースー」


「は?おいっ!俺まで遅刻するだろ!」

「もーうっさいよー。」

朝ということもあり麗央の声がよく響く。

「へぇー。彼氏にそんな口聞いていいんだー。」

「あっ!」





そうだ…忘れてた。今日からコイツが彼氏なんだ。


コイツ、麗央は私の彼氏 渡麗央(ワタリ レオ)。


同じ高校1年生。


なんか急に話しかけられて…。


私はそんな彼に惹かれていった。


「おーい。まだ寝ぼけてんのか?だったら目覚まさせてやるよ。」


「へ?んっ。」


いきなり唇を塞がれた。


しかも朝っぱらから激しいの。


「んっ。ちょッ・・・。」


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