moon
壱はいつの間にか小説家になっていた。
家が隣同士で、幼なじみで、スゴく近いはずなのに、遠い。
この距離がすごく嫌で、壱に告白した。
そしてアッサリOK。
早くも付き合って1年が経つ。
壱は見た目もすっごくカッコ良くて、TVにも引っ張りだこ。
本屋さんに行くと、必ず聞こえる高い女の人の声
『マジ、壱かっこいいんだけど』
思わず、”壱の何知ってんの?!”って叫びたくなるけど、それは駄目。
壱の邪魔になることは絶対にしないって心に決めているから。
大切な人が頑張っていることを邪魔したくないから。
だから、ひたすら我慢。
だって知ってるから。
壱は私には本当の姿を見せてくれているって。
信じているから。
だからこそ私は頑張れる。
家が隣同士で、幼なじみで、スゴく近いはずなのに、遠い。
この距離がすごく嫌で、壱に告白した。
そしてアッサリOK。
早くも付き合って1年が経つ。
壱は見た目もすっごくカッコ良くて、TVにも引っ張りだこ。
本屋さんに行くと、必ず聞こえる高い女の人の声
『マジ、壱かっこいいんだけど』
思わず、”壱の何知ってんの?!”って叫びたくなるけど、それは駄目。
壱の邪魔になることは絶対にしないって心に決めているから。
大切な人が頑張っていることを邪魔したくないから。
だから、ひたすら我慢。
だって知ってるから。
壱は私には本当の姿を見せてくれているって。
信じているから。
だからこそ私は頑張れる。