超能力学園
「化け物とこんなとこ来て…いいのか?」

「そんな皮肉言うなよ。」

「皮肉じゃない。事実だ。」





あの時の俺は傷ついてトラウマにしたけど、それは確かに紛れもない事実だった。







「俺本気で後悔してんだって!あの時はあんなこと言ったけど、高校…いや、前から人間のどす黒いの見て、あれは俺を信じて言ったんだろうって思えた。」

「今さらだな。」

「そんなことわかってる。」

「俺は信用を踏みにじられた。」






あれは多分忘れない。





未だにあんなに鮮明にわかる。






「俺は許してほしくて声かけたんじゃない。」

「じゃあどうして。」

「お前に謝りたいだけ!!」

「謝る…?なにを?」







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