超能力学園
そんなに眠いの?




とりあえず蓮にご飯食べさせた。




時間になって寮を出たら、偶然要と会った。




蓮はフラフラ歩いて先に行っちゃった。




「おはよー、要。」

「桃華、蓮大丈夫だったか?」

「なんかすっごい眠いみたい。ご飯食べたかも忘れてた。」

「あいつ昨日の夜帰ってきてから寝てねぇんだよなー…。ケータイ眺めててさ。なにがあったかは知らねぇけど。」

「うそ…。」

「朝もさっさと出てくし。」






え…




もしかして、あたしから連絡あったら困るから?





ごめんね、蓮…




だけど正直かなり嬉しい…






「要、ありがと!!じゃあね!」

「は?あ、あぁ。」





あたしは走って蓮の隣に。




やっぱ眠そう…。





「蓮ー?」

「ん?」

「蓮がいるから、大丈夫だよ♪」

「…あっそ。」





そう言いながらも蓮が笑ってくれたから、あたしも笑えた。






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