超能力学園
匠には詳しいことは言わないでおいた。




「ありがとな。勉強しろよ。」

「蓮に言われたくねぇな。」

「じゃ。」

「じゃあな。」





なんでこんなことしたかは自分でもよくわかんない。





けど、桃華が弱るとこは見たくねぇかな。






とりあえず、ほんとに寝る。






俺はわざわざ保健室まで行って熟睡した。







「…んー?蓮!」

「…ん…?」

「もう放課後だからさ、部屋帰って寝ろって。」

「…わかった…って、は?」

「え?」

「放課後…?」

「そうだけど。」





まじか…。




完全に寝過ぎた。




頭はすっきりしたけどな…。





全く一回も起きなかった…。






先生に挨拶して、桃華と寮に帰った。





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