超能力学園
「陽~!このイケメン誰~?」

「ってか、女のほうかわいくね!?」

「ちょっと、みんな先行ってて。」

「え?でもさ~」

「いいから先行けって言ってんじゃん!!」





静まり返った場。




だから、嫌われんだ。






「あー…わり、先行ってて!あとでおごってやっから!」

「ほんと~?」

「お前、男に二言はなしだからな!」

「俺は出来た男だから安心しろ!」





匠がフォローして、他の奴らを追い払った。





にしても全員香水くさかった。





匠ってこうゆう系だったのか。






「匠…こいつらのことちゃんと知ってるの!?こいつらは…!」

「超能力者。知ってる。」

「なんで知ってて!」

「昔は蓮にひでぇこと言った。けどまぁ、いろいろあって俺から蓮に歩み寄った。」






女の目が、匠にすら俺たちを見る目になった。




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