超能力学園
匠と話すようになって思ったのは、こいつ強いってこと。





だから匠なら大丈夫。






「グチくらいなら聞いてやるよ。」

「ふっ、蓮最初と全然違うな!」

「聞いてやらない。」

「聞けよー!」





匠とかなり話して、解散。





「あたしのせいで匠くんずっと耐えてたんだね…。」

「そうでもないだろ。」

「はぁー…。」

「あんま落ち込むなよ。匠、頑張ってるし。あのグループと合わなかったとか言ってたじゃん。」

「でも…。」

「お前が落ち込むとあいつの頑張りが無駄になる。」

「…そうだね。」





自分がこんなこと言うようになるとは…。





驚いた。






「よし!もう大丈夫!」

「あっそ。」

「うん!」





かわいすぎる、とか絶対言えない。





とにかく、もう俺たちは3年か。





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