超能力学園
「蓮?」

「なに。」





あーもうムカついた。






「ねぇ、昨日からなんなの?」

「別に。」

「それ!別に!」

「ちょっ、桃華?」





奈留たちには申し訳ないけど、あたしもさすがにキレます。






「あたし、蓮のことなんでもわかると思った。けど、わかんないことはわかんないんだよ!?」

「…。」

「今度は黙るの?ねぇ、蓮。別に、とか、あっそ。とか…それじゃわかんないよ。


「…。」

「なんでそうなったの?」

「別に…。」

「また別に…か。」





ダメだ、泣きそう。




「蓮さ…あたしのことほんとに好き?触ったりとかもしないじゃん?」

「してほしいわけ?」

「そうじゃないけど…。」

「じゃあなに?」

「…もう知らない!」





あたしはその場を逃げ出した。





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