超能力学園
♂蓮





「追いかけないのか?」

「…。」

「蓮くんが追いかけないなら、あたしが行くから。」





奈留は桃華を追いかけていった。






「なにがあった?」

「…なんでもない。」

「俺にも言わない気か?」

「帰ったらな。」

「はぁ…。」






要は教室に戻った。




俺は戻る気分じゃなかったから保健室でサボることにした。





この学校は珍しく保健室に男の先生がいる。







「高城か。珍しいな。」

「女のほうの先生は?」

「今日はいねぇよ。」

「サボる。寮開いてねぇし。」

「まぁ、そうだな。サボるならここだ。」





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