超能力学園
結局、あの2人と約束してしまった。





「ありがとな、蓮♪」

「強制だったくせに。つか、あの奈留って奴にさっさとコクれ。」

「俺はー確信がないと告白しねぇの!!」






あぁ、あれか。





こいつ鈍い奴か。




あんなのどう見たって要が好きなのがわかる。






そういえば…。





桃華もよくこっち見てるな…。





あいつも要が好きなのか?




でも奈留に協力してるっぽかったな…。






…めんどくせぇ。




どうでもいいや。





「ところでさ、蓮って部活やんねぇの?」

「部活?」

「そう!!お前は運動神経も頭もいいからさ。」





部活って…。




あの上下関係とかめんどくさいやつ?





「無理。」

「はぁ?」

「やれるわけねぇ。要こそなんかやってんのか?」

「んー…特に?でも全運動部の幽霊部員やってる。」





はぁ?




なにそれ?




この学校ってまぢでなんでもアリだな…。





厳しいよりはマシか。





< 21 / 383 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop