超能力学園
「ま、いいや♪帰ろうぜ!」

「1人で帰る。」

「いいじゃん!帰る場所は同じなんだから♪」

「キモイ。」





なんでコイツといるんだ、俺は…。




いざというとき力を大切な奴に暴発させたくなくて、この学園では友達なんか…ましてや彼女なんか作らないって決めてた。





だけど要は勝手に着いてくるし、俺はそれを振りほどけない。





よくわかんないけど、俺は要を認めちゃってるらしい。





俺ってダメだな…。






「おい、蓮?なにやってんだよ?」

「…なんで一緒に帰ることになってんだ。」

「気にすんな♪」

「あれ、蓮と要も帰るの?」





要と話してたら、桃華と奈留が話しかけてきた。





2人も帰るらしい。






「だったら4人で話ながら寮まで行こーよ!!その方がおもしろいし。ね、奈留?」

「えぇ!?あたしは…どっちでも…。要…は?」

「ん?あ、あぁ…いいよ。蓮もいいよな?な?」





目で超頼まれた。




って、だから俺は一緒に帰るって言ってねぇ!!






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