超能力学園
急に顔が赤くなってく桃華。




俺、なんかした?





「き、気のせいだよ…。」

「そう?」

「蓮ってさ〜…優しいよね。」

「は?」

「だって、蓮の過去見ちゃったあたしにもこうやって普通に話してくれるから。嫌じゃない?」





確かに…そういう考え方もあるな。




でも俺はそんなん思いつかなった。





俺はお人好しなのか…?





「…別に。お前みたいなヤツなら。」

「それはどーも♪」






おまけに正直者らしい…。




今のは…恥ずかしい。






「蓮がそんなふうに思ってくれてるとはね♪」

「黙れ。」

「あはは!!とにかく、もう友達だよね!」






ほんとに変な奴だ。





要がコイツに影響されたっていうのが頷ける。




あの奈留って奴も桃華や要と同じなんだろうな。






「…誰が友達だ。」

「要とは友達になったのに?」

「なってねぇよ!!アイツが勝手に言ってんだ。」

「こっちから見ても超仲良さそうだけど?」






そんな話をしてるうちに、寮についた。




要も奈留もかなり笑顔。





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