超能力学園
「じゃあね、要、蓮。」

「じゃあな!」






部屋に戻ったら要がすかさず奈留の話。





「今日ってラッキーだよな?遊ぶ約束したし、一緒に帰れたし!!」





はしゃぐ要を横目に見ながら俺は着替える。





この寮は1つの部屋に一階と二階がある。




って言っても二階の床が部屋の半分まであって、柵と階段がついてるだけ。





風呂は下だし。






「…つーかさ、俺らいるわけ?普通に奈留と仲良かったじゃん。」

「いるいる〜。そういえば、蓮も桃華といいかんじだったよな!?」

「友達宣言されたけど?」

「え!?まぢ!?」

「まぁ…。」





なんでそんな驚いてんだよ?




別に普通じゃね?





「…困った…。どーすっかな…。」

「なにが?」

「うぉ!?い、いや、なんでもない!!」





怪しいんですけど…。





なんか企んでるよな〜…。




そのあと、行く日時を聞かされた俺はどうやらもう行かなきゃいけないらしい。





めんどくせぇ。





意地でも要に告白させるんだった。






そう思いながら眠りについた。



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