超能力学園
「おっはよー!って、桃華!あ、今日からだもんな!」

「要くん…おはよ。元気だね…。」

「うるさいってさ。」

「なんだよ、蓮ー…。蓮だって嬉しいくせに。」






蓮くんだ…




「まぁ、嬉しいけど。」

「そんな風に笑われると照れるよ…。おはよう、蓮くん。」

「はよ。…緊張してたんだ?」

「な、なんでわかるの?」

「顔。」





顔!?





蓮くんってすごい…。





人の心読む能力もあるんじゃないかな?







それからも、奈留ちゃんや要くん、蓮くんだけじゃなく、クラスのみんなも親切にしてくれた。






名前も教えてくれて、ホントにありがたかった。







でも、他のクラスには知られてないみたい。





いろんな人に普通に話しかけられて、話なんとなく合わせて逃げることも多かった。





それにしても、あたしは友達が多かったんだねー。






ちょっとびっくり。





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