超能力学園
要と奈留は楽しそうに2人で先頭を歩く。




これ、まぢであたし達いらなかったんじゃ…?






「あ、そういえばどこ行くの?」





あたしは隣にいる蓮に聞いてみた。





「知らない。」

「知らない!?だって要、蓮と2人で考えるって…。」

「あぁ〜…。そんなこともあったかも?」

「いやいやいや…。」






知れば知るほど蓮って不思議。




なんだかなぁ…。






奈留と要を見ながら、蓮と話して歩いてたら声をかけられた。





「すみません!!」

「はい?」

「あの、雑誌のコーナーで美男美女カップルを探してるんですけど、写真撮らせてもらっていいですか?」

「えっと…え?誰と誰?」

「あなた達ですよ〜!!もう、まさにピッタリってかんじなんです!!」






こんなことってホントにあるんだ…。





ってかあたし美女じゃないし。




ってかカップル!?






「あ、あの、あたし達付き合ってなんか…」

「いいですよね!?お願いします!!」






有無を言わさぬ迫力…。






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