超能力学園
♀桃華




もう…あたしどうしたいんだ…。





蓮くん困らせてる。




蓮くんが告白のために呼び出されるのを見たのは初めてじゃない。






だけど、好きって自覚してから見ると…




心臓がキュウってなる。






寮までの帰り道、1人反省会。







「桃華!」

「奈留ちゃん?要くんは?」

「知らない。」





またケンカしたんだね…。






きっとあたしが記憶なくす前もたくさんしてたんだろーな。








「焦らせちゃいけないってわかってるんだけどさ、やっぱ蓮くんモテるから急がなきゃ…」

「だよね。」

「蓮くんが心変わりする可能性はほぼないんだけどさ?」

「わかんないよ。」





だけど勇気いるよね。





< 290 / 383 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop