超能力学園
俺の方が覚悟足りないな…。





「桃華、」

「大丈夫だよ。蓮くんになら、なにされてもいいんだ。」

「…」

「でも、蓮くんが大丈夫だって信じなきゃほんとになんか起こっちゃう。」








軽く説教風に言う桃華。





桃華はいつも俺のモヤモヤを払う。






俺より男前だな。







「わかった。桃華、絶対守るから。傷つけない。」

「へ!?う、うん…急に言われると照れ…」 

「お前がいなきゃダメだな。」

「もー!!そんな笑い方ずるいよ…。」









よし。






もうやるしかない。







「明日。」

「明日?」

「あぁ。明日やってみてもいいか?」

「うん。」

「即答かよ。」






ニッコリ笑う桃華が愛しくて、






物陰に連れて行って





キスをした。





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