超能力学園
「とりあえず。よし!なんとかなりそうだな!桃華、記憶が戻ったこと誰にも言うな。」

「なんで?」

「犯人が顔消しに着たら困るだろ。あとは蓮が守るから。な?」

「あぁ。」






桃華のことだから、助けてくれた人みんなにすぐにでもお礼言いたいんだと思う。






でも、我慢してもらうしかない。







「てゆうか、あたし、その顔を消すってゆうのがよくわからないんだけど…。」

「人の記憶でも物の記憶でも、自分の顔だけをわからなくしてある。体とかは見えても顔だけは塗りつぶされてるみたいな。だったよな、要。」

「そんなかんじ。」

「そうなんだ。」






厄介だけど、超能力で直接攻撃ではないからまだマシか。






でも、人が出来る範囲で危険なことやってくれてるけど。








「勝負は明日からだな!」

「だね!」

「あぁ。」

「みんな、ありがと。」

「なにが?」

「じゃ、俺と奈留は帰ります♪」

「蓮くんはいらないから置いてくねー!」






いらないって。



速攻いなくなった2人。





バカじゃねぇの。





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