超能力学園
「誰?って言われた瞬間、心臓止まる勢いだった。」

「記憶ない間の記憶もあるんだよ。」

「まじ?」







あー、あたしなんかダメだ。





蓮に抱きつきたい。








「蓮ー。」

「なに。」

「抱きつきたくなった。」

「そ。」

「蓮…ありがと。」





自然に涙が出てきた。





止まらないよ。







「うぅ~…」

「俺いるって。絶対。」

「…うん。」 







本当の意味であたしたちが戻った夜。






「んっ…蓮…っ…好き…」

「俺も」






幸せで甘い夜でした。








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