超能力学園
「お前の能力は?」

「…なんで言わなきゃいけないんですか。」

「自分の顔を記憶から消せるんだよな?」

「さぁ。」







イライラする。






大人しそうに見えて強情だな。






まぁ、あんだけ危険ないやがらせを平気でやっただけある。








「こいつ、要は記憶を見れる。」







物だけだけど。





それはあえて言わない。






「…そうです。でもそれがなんですか?」

「もういい。お前が桃華を危ない目に合わせてた犯人だな?」

「違います。」







とことんとぼけるつもりだ。





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