超能力学園
なるほどね…。




かわいくて性格いいってレベルじゃないってことか。





だったら、余計、俺なんかが告白したらダメだ。





俺は…危険すぎるから。






「…蓮はさぁ、自信持てよなー。」

「は?」

「今、俺なんかって考えたろ?」

「!?」

「力は使ってねぇからな?顔見ればわかる。」





俺ってそんなわかりやすい人だったか?





もう変わりすぎて元が思い出せない…!!





「蓮は気づいてねぇと思うけど、蓮って女子人気ヤバイぞ?クールな美少年、って。」

「美……。」





意味がわからない。




美少年って言われても、俺はあんまり嬉しくねぇ…。





「男子からは羨ましいとの声が。」

「どこが。」

「全部だろ。蓮って、美少年、頭良し、運動神経抜群だろ?こんな完璧人間いねぇよ。」

「知るか。」






完璧じゃねぇよ。





自分で言うのも悲しいけど、性格に難ありなんで…。






「とにかく、自信を持て!!そして桃華に告白してこい!!」

「ふざけんな…。」





結局それかよ!!





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