超能力学園
そして放課後。





「高城くん!!行こっか?」





あたしは高城蓮の席に行って声をかけた。





高城蓮はめんどくさそうにあたしを見る。






「別にいい。そのうちわかるし。ほっとけ。」

「えー、でも先生に頼まれちゃったし!!あたしが後で先生にグチグチ言われんのもやだし、行こ?」

「ちっ…。」






大げさに舌打ちをしつつも、高城蓮は立ち上がった。





…軽く感じ悪いよね?






「まず一階ね?」

「はやくしろ。」

「…うん。」






こっちは親切でやってんだぞ!?




とか思いつつ、高城蓮と教室を出た。








「…ここが図書室で、その向かいが多目的室。これで1階は終わり!次は2階だよ!」

「…。」

「…い、行こっか…。」






案内を始めて、1階終わらせましたけど…





無言、やめません!?





超気まずいんですけど!?







…とは言えず。




2階に移動した。





< 6 / 383 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop