超能力学園
「広っ…。」

「あぁ、男子寮は2人で1部屋だからね。」





広い寮の部屋。




桃華の部屋はオレンジが基本で揃えられてる。





「軽く場所教えるね。こっちがお風呂と洗面所。で、こっちがトイレ。そこがキッチンね。何でも自由に使っていいよ。」

「了解。あ、俺どこで寝ればいい?」

「あ、どこでもいいよ!ベッドが良かったら使ってもいいし。」

「バカ。彼女ベッドから追い出して自分が寝る彼氏なんかいねぇよ。」






ん?




なんで赤くなってくんだ?





「桃華?」

「じ、じゃあ布団だしておくね!!好きな場所に移動させて寝てね!!」







そう言って寝室に入っていった桃華。





俺なんかした?





まぁ、いっか。






数分後、もとに戻った桃華が布団を持って出てきた。





「ここ置いとくね〜。」

「ありがと。なんか飲んでいい?」

「あ、いいよ!」






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