超能力学園
♀桃華



勉強を始めたはいいものの…。




緊張の最上級かも…。




出来るはずの問題を間違えたりとか…。





「そこ違う。」

「え!?あ、ホントだ…。」





ってか顔近い…。




勉強に逃げるのは間違いだったか…。





ドキドキしながらなんとか進めた宿題を、切り上げた。






「もうこんな時間?」





時計を見ると、5時だった。





「やることないし、先に買い物行ってきちゃうね!なに食べたい?」

「俺が作る。」

「へ?」

「いきなり泊めてもらったし。」





そう言って軽く笑った蓮。





蓮の手料理…。




超食べてみたい…。





「じゃあお願いする!!」

「ん。じゃ、買い物行ってくる。」

「それはあたしも行くよ。」





手伝いたいから、って言ったけど…。




ホントはただ一緒に居たかっただけ。





っていうのは恥ずかしいから絶対秘密…。







< 62 / 383 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop