超能力学園
財布を持って2人で外に出た。




暑いな…。





「桃華…。」

「なに?」

「ん。」





顔を隠しながら、手を差し出す蓮。




手をつなぐってこと…だよね?




カワイイし…。




あたしは、蓮の手を握った。






ヤバイ…今すっごい幸せかも。






近くのスーパーで買い物。





「なに食う?」

「チャーハン。」

「暑くねぇの?」

「好物だからいいの!」

「了解。」





笑いながら材料をカゴに入れていく。




会計を済ませて、また手をつないで帰る。




荷物は持ってくれるし、さりげなく車道側にまわってくれるし。





ずるいよね、また好きになってくじゃん。





部屋に戻ってきたら、さっそく蓮が料理を始めた。





カッコイイ〜…。





思わず見ちゃう…。






「見すぎ。」

「ごめんごめん♪」





あたしはオヤジか!





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