超能力学園
俺はいつも言葉で人を傷つけてきたから…。





だから、あんま喋るの好きじゃねぇ。





無口で無愛想なのも知ってる。






でも、たまに俺が言った言葉で桃華は喜んでくれる。






それなら喋るのもいいかもしれない。







「ん。」

「なに?」

「付けてやるから貸せ。」

「…蓮ってさ、たまにそうゆうことするからモテるんだよね…。」

「は?」






俺今なんかした?





思ったことそのまましただけだけど。







「なんでもない!ありがと♪あたしも蓮に付ける!」

「いいよ、俺は。」






普通に照れるから…。






「あたしだけドキドキするのはズルイ!」

「はぁ?」






そう言って俺の腕にブレスをつけた。





やっぱ照れた…。





絶対顔が赤いから、急いで隠す。







「いいじゃん!照れてる蓮カワイイから!」






良くねぇって…。





まだまだ桃華には勝てねぇな…。







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